昨日、転倒し、顔から道路にぶつかってしまい、上の唇を縫ってもらったのですが、下の前歯のまん中の歯がぐらぐらゆれてかめないので、家族の紹介でまうな歯科医院に来院されました。
顔には、たくさん、ガーゼとばんそこうが貼ってあり、上唇は腫れ、痛々しい状態で、マスクをして来院されました。
下の前歯を拝見してみますと、少し動いていました。まだ昨日打ったところでしたので、触れると痛く、食事ができなくなっていましたので、かみ合わせを調整し、食事ができるようにしました。大きな力が加わり、歯が脱臼しかかっていました。必要があれば隣の歯と固定します。今回はあまり歯の動きが大きくなかったので、揺れが少なくなることが期待され、この時点では固定しませんでした。後日、歯の場所が戻り、おちついてから必要があれば固定します。
歯が脱臼してしまうと、歯の根の先にある神経が切れて、後から、神経が死んでしまうことがあります。その場合は、腐ってしまった神経をきれいに掃除する根の治療が必要になることもあります。腫れたり、膿が出てきたり、噛んで痛みが出てくることが多いです。
上の唇の傷は、口内炎になってきていたので、口の中の傷が早く治るように、口内炎の薬も塗布しました。
日付: 2016年2月22日 カテゴリ:まうな歯科医院 患者さん日記 and tagged 歯を残す治療










起きているときには、意識がありますので、食いしばっていると気づき、さほど大きな力にならないのですが、寝ているときは、無意識ですので、ものすごい力(人によっては100kgを超える力)で、かみしめたり、くいしばったり、歯ぎしりしたりしていることがあります。ギリギリと音が出ない「食いしばり」の方がほとんどです。かむ力は、平均で自分の体重くらいはあります。歯を抜く原因の第3位は歯の破折(歯が折れて抜歯になる)です。
ウェルデンツ装着前
ウェルデンツ装着後
まうな歯科医院/歯を削らないブリッジ:ウェルデンツ




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