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噛み合わせ・顎関節症治療

概要(基礎知識)  

顎関節症とは、関節痛、雑音、運動障害を主症状とする慢性疾患です。
顎関節症には、1型から5型があります。

1型:咀嚼筋の障害によるもの
2型:慢性外傷性病変
外傷の既往があり、関節包、円板、靭帯、筋肉などの損傷を伴うもの。大臼歯部の喪失やすり減りなどでおこることもあります。
3型:関節円板という軟骨の前方転移とその回復に障害のあるもの。顎関節症の60%以上がこれです。
関節円板の前方転移が開口時にもどりガクッと音がするクリック型、
関節円板が戻らないクローズドロック型があります。
4型:変形性顎関節症といわれていたもので、関節頭(骨)の破壊を伴うもの。
その他5型:精神的因子によるものがあります。

顎関節症の原因は、多要因説といい、過去の習慣、習癖、食べ物の好み(グミ、イカ、タコ、フランスパンなど、グッと顎に力のかかる食べ物をよく食べる)、楽器(トランペット等)、歯並び、骨格的問題、遺伝的要素が関係してくる場合もあり、一つの原因ではなく、様々な要因が重なり、徐々にゆっくりかかる慢性疾患です。

治療の流れ、方法

第一選択としては、ナイトガード(顎や歯を保護するマウスピース)を夜寝るときにつけ、顎を安静に保ちます。
ナイトガードは、いろんなタイプがあり、医院によっても違いますが、上の歯の型を取り、作成します。(保険適用) 当院のナイトガードはとても薄く、今まで、分厚くて違和感が強く使用できなかった方も、違和感が少なく喜ばれています。 必要に応じて、薬をお出しする場合もあります。

噛み合わせの治療が必要なケース

多数歯に及ぶ虫歯。 重度歯周病治療。 審美的に、出っ歯など、見た目を大きく変えたい場合など、ご相談下さい。
(古いかぶせ物を外して、全顎的治療が必要になる場合もあります。)

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