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タグアーカイブ: 歯を残す治療

患者さん日記:歯が折れた

歯が欠けたままになっていたところの歯が折れてしまい、奥様のご紹介でまうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみますと、左下の奥から3番目の歯と、右下の奥から3番目の歯が折れて、根っこだけの状態になっていました。

左下の歯は、神経まで達する虫歯があり、神経は既に死んでしまっていて、根の先に膿もたまっていました。根の治療をして、根の中をきれいに掃除し、消毒して、膿がなくなるまで根の治療をしました。根の治療が終わったら、土台を立てて、歯を補強し、白い歯をかぶせます。土台を入れることで、歯の穴はうまり、補強され、かぶせるための大事な基礎になります。

土台は、以前は強いからと金属で作っていましたが、歯より硬い金属で作ると、過度な力がかかった時に歯が割れると抜歯になってしまいます。そこで、歯より弱いレジンを使うようになりました。土台が折れるのでまた土台からかぶせを作りなおすことができます。しかし、レジンでは折れてしまうので、レジンより強い、グラスファイバーの土台(ファイバーコア)で作ると折れにくく、歯と同じ弾性係数で、歯の方も折れにくく、今はグラスファイバーの土台が主流になりました。

右下は、歯ぐきより下のところまで虫歯が進んでいましたので、歯ぐきを下げる処置をして、歯を残すように試みました。

歯を残す治療はこちら→>>

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ナイトガード(歯を守るマウスピース)

ナイトガード(寝る時に歯を守るマウスピース):

夜、寝ている間の食いしばりは、歯に対する負担が大きいです。ナイトガード(就寝時に使うマウスピース)の使用は、歯の摩耗や歯の破折を防ぐのに役立ちます。歯の寿命に影響を与えていると考えられます。顎関節を安静にし、筋の緊張が和らぎ、肩こりが軽減する方もいます。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 起きているときには、意識がありますので、食いしばっていると気づき、さほど大きな力にならないのですが、寝ているときは、無意識ですので、ものすごい力(人によっては100kgを超える力)で、かみしめたり、くいしばったり、歯ぎしりしたりしていることがあります。ギリギリと音が出ない「食いしばり」の方がほとんどです。かむ力は、平均で自分の体重くらいはあります。歯を抜く原因の第3位は歯の破折(歯が折れて抜歯になる)です。

 

ナイトガードの作り方:上の歯の型を取るだけで、次の来院時にはナイトガードをお渡しできます。通院回数2回。

ナイトガードはうすいものを採用しており、思ったより違和感がないと言われます。

夜寝るときに、マウスピースをすることにより、歯がすり減るのを守り、あご(顎関節)を安静に保ちます。犬歯は元々とがっているのですが、短くすり減っている方は結構おられます。犬歯は、奥歯を守る役割をしています。犬歯がすり減り小さくなると、奥歯に横向きの力がかかるのを防げなくなることがあります。歯ぎしりは、ブラキシズムの一種です。ブラキシズムには、食いしばり、タッピング(カンカンとかむ)、グラインディング(歯ぎしり)があります。ブラキシズムは、過度な力が側方から歯にかかるため、歯周病を悪化させる因子になることもあります。歯が割れてしまうと抜歯をしなくてはならなくなることが多く、ナイトガードを使用し、歯が割れたり、ひびが入ることから守ります。インプラントやセラミックも、ナイトガードをした方が、寝ているときの過度な かむ力から歯を守り、長持ちします。

スポーツマウスガードについてはこちらから。

マウスピース矯正はこちらから。

保険適用あり。メール相談・ご予約はこちらから。

荻窪の歯医者/マウスピース/ナイトガード/まうな歯科医院

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歯を削らないブリッジ

歯を削らないブリッジ「ウェルデンツ」

ウェルデンツの主成分は、ポリプロピレンで、強度があり、弾力性に優れた材料です。

ウェルデンツは、自分で取り外しができるブリッジと言われ、条件が整えばとなりの歯を削って固定するブリッジと同じような かみ心地が期待できます。個人差はありますが、ばねのある保険の入れ歯に比べ違和感が少ないと言われています。

ウェルデンツウェルデンツ装着前  ウェルデンツウェルデンツ装着後

ウェルデンツにはいくつかのタイプがありますが、乳白色で、奥歯で両隣に歯がある欠損(歯のない部分)に最適です。

ウェルデンツまうな歯科医院/歯を削らないブリッジ:ウェルデンツ

また、ウェルデンツは水分を吸収することがほとんどないため、変色や変形にも強く、臭いも付きません。歯を1本抜いてしまって、入れ歯は嫌だけれど、歯はあまり削りなくない、インプラントもちょっと、という方には、最新治療のウェルデンツを試していただけると思います。上の歯とのかみ合わせで、隙間のない場合は、レストという白いばねがのるスペース分、歯をわずかに形成する必要がある場合があります。適応がありますので、ご相談ください。前歯より、奥歯におすすめです。

東京都杉並区荻窪5-28-4/荻窪南口まうな歯科医院/歯を削らないブリッジ:ウェルデンツ132000

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患者さん日記:歯が欠けた

患者さん日記

10代男性 : 右下の歯がかけて食べ物が詰まりしみる

右下の歯がかけてしまい、食べ物が詰まり、しみるとのことで、お口の中を拝見してみますと、白いプラスチックの詰め物の下にむし歯ができて、右下の奥の 歯と歯の間がかけて穴があいていました。インターネットで、無痛治療で、できるだけ歯を削らない医院を探して来院されました。

レントゲンで診ると、神経には達していないものの、歯の深いところに虫歯があるのが分かりました。神経を残せる可能性がある歯は、できる限り神経を保護して、神経を残すように治療します。神経を残す治療はこちら→>>

奥歯の歯と歯の間のむし歯ですし、強度が必要なので、型をとって詰め物を作る必要があると思われました。銀歯は話したり笑ったりすると、光って目立って見えてしまうのが気になるので、白いものでつめたいとのご希望でしたので、白い詰め物で治療することになりました。(白い詰め物の治療例はこちら→>>

麻酔をして、型を取り、次の週に白い詰め物をセットしました。

歯科医院に来院されるのが久しぶりだったので、これを機会に歯のクリーニングとステイン(着色)除去も行いました。

 

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患者さん日記:前歯の黒ずみが気になる

40代女性:前歯が黒ずんでいて気になる。

前歯が前から黒ずんでいて、ずっと気になっていましたが、なかなかあった歯科医院を見つけられず、そのままになっていたところ、娘さんにまうな歯科医院を紹介され、来院されました。

上のまん中の前歯の古い詰め物が変色して黒くなっていました。詰めたときは白かった詰め物ですが、時間が経つと、黒く境目が変色してしまって、むし歯のようにみえ、目立っていました。レジンの樹脂の変色で、むし歯ではないのですが、かなり目立つ場所でしたので、変色した樹脂を、歯を極力触らないように取り除きました。樹脂の奥に虫歯があることもあるので、むし歯のチェックをしてから、新しい材料(色と耐久性に優れたアステリア)でつめ治しました。 つめたところが、できるだけ目立たないようにつめます。特に前歯は、色だけでなく形も自然に見えるためには重要になってきます。ほんの少しの角度ですっきりしてみえることがあります。

前歯の真ん中は、特に目立つので、顔の印象が変わります。黒ずみが虫歯に見えるので、それが白くなるだけで、清潔感がアップします。

 

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患者さん日記:歯が折れた

40代男性 奥歯が折れた

左下の一番奥の歯が折れて動くとご連絡をいただき、来院されました。

お口の中を拝見すると、歯が一部、割れて、ぐらぐら動き、かむと折れた小さい方の歯のかけらが、押されて動き、歯ぐきを引きはがす方向に歯の一部が動くので痛くて何もかめない状態でした。歯の折れてしまったかけらと歯茎の一部がくっついているため、このままでは、痛くて、かむこともできません。

歯の大きい方(本体)は残し、折れてしまった歯の小さいかけらを除去して、かんでも歯茎に痛みが走らないようにしました。

残った方の歯を拝見すると、神経が見えてしまっていました。神経が露出したところで歯が折れていました。

折れてしまった歯を残せるかどうかの問題は、歯ぐきの下の部分まで破折線が達してしまっているかどうかです。今回は、少し歯ぐきの下のところまで折れていたので、歯と歯茎の境目を出す処置(クラウンレングスニング)をして、露出してしまった神経の処置(歯の根の治療→>>)をして、歯を残す治療をすることになりました。

 

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カリソルブ:歯を削らない治療

カリソルブによる削らない治療:

歯を削らずに特殊な薬剤で虫歯の部分だけを溶かして、虫歯を除去する方法です。スウェーデンのルンド大学で開発され、スウェーデンのメディチーム社で発売された虫歯除去システムです。日本では保険適用外です。

検知液で染めだし、感染歯質を確認しながら、カリソルブの薬液をつけ、歯の感染部分を溶かして、かき出していきます。深いところは、高速回転切削器具を使わないため、痛みが少ないです。

むし歯治療

利点

◎痛みが少なく無麻酔下での治療も可能なため、小児、高齢者、麻酔禁忌の患者に有効(回転切削器具の使用が少ないため、歯科恐怖症の患者に有効)

◎虫歯だけを選択的に除去できるため、歯質の過剰な削除を抑えられる

薬液の主成分は、次亜塩素酸と3種類のアミノ酸で、ジェルタイプのカリソルブ薬液を30秒塗布し、手用器具により虫歯を除去します。10000

 

エナメル質部分は、回転切削器具を使わなければ、削れませんので、全く削らずに治療ができるわけではありませんが、神経に近い深い部分は、溶かして、かき出してとるため、神経に与えるダメージが少なく、痛みが少ないのが特徴です。

カリソルブは薬液で溶かして虫歯をかき出すので、痛みが少なく、麻酔が効きにくい方にも有効でした。

できるだけ歯を削らない治療はこちら>>

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患者さん日記:虫歯の親知らずを残したい

2015年10月4日 患者さん日記

30代 男性 :虫歯になてしまった親知らずを残したい!

右上の親知らずが虫歯になってしまいましたが、できれば治療したいと思い、親知らずの歯を抜かないで残す虫歯の治療を行っている歯科医院を検索して、東京荻窪まうな歯科医院に来院されました。今まで通っていた2件の歯科医院で、その親知らずの治療は不可能だから、抜くしかないと言われたそうです。

お口の中を拝見してみますと、右上の親知らずの頬側がむし歯で黒くなっており、掃除をしてプラークを取り除くと、親知らずのほっぺた側の面に2つの穴があいていました。

診査したところ、器具がなんとか届き、神経には達していない比較的小さなむし歯であったため、むし歯の治療が可能だと診断しました。お口を開けている必要があり、奥であるため少し大変なことをお話しましたが、虫歯の治療を希望されました。

今日は、親知らずに白い詰め物でつめる虫歯の治療をし、親知らずを残しました。治療時間は10分程度でした。もっと大きなむし歯で、より治療しにくい部位の場合もありましたので、今回は比較的簡単に親知らずの虫歯の治療が完了しました。

神経まで達する親知らずの虫歯や、場所や生え方、清掃状態などによっては、抜歯をおすすめする場合もあります。

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患者さん日記:虫歯の親知らずを残したい

76歳男性:虫歯の親知らずを残したい

8020運動を知り、自分の歯を20本以上残して80歳を迎えたいとの強い願いから、親知らずにむし歯で大きな穴があいてしまいましたが、できるだけ歯を残す方針の医院を探して、まうな歯科医院に来院されました。

親知らずですので、むし歯が神経まで達すると、神経の治療は大変困難で、残すことは難しくなります。

お口の中を拝見してみると、左上の一番奥:親知らずに穴があいて、 食べ物がつまっていました。レントゲン等で検査をしてみたところ、むし歯は、神経には達していないようでした。

ご本人の希望から、虫歯の治療をし、型を取り、詰め物をつめて親知らずを残す治療を行うことになりました。

今までに、1本だけ歯を抜かれていましたが、76歳で29本の歯がありました。ほかの歯は、小さい虫歯のみで、今回治してメインテナンスしていきますので、8020(80歳で20本の歯を残す)は、ほぼ達成できると思われました。

8020運動は、寝たきりにならず、元気に過ごす 健康寿命を延ばすことに貢献します。まうな歯科医院は8020運動を応援しています。虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防歯科の時代です。若いうちからのメインテナンスが大事です。

杉並まうな歯科医院/東京都杉並区荻窪南口まうな歯科医院/親知らずを残す

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患者さん日記:左下の奥歯がかけて痛い

左上の奥から2番目の歯が欠けてしまい、そのままにしていたところが、痛み出しました。昨夜は寝れないくらい歯が痛くて、目のあたりまで腫れぼったい感じがしたとの事でした。

大きい虫歯の神経を残して、詰め物で治療したと妹さんに紹介され、まうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみると、左上の奥から2番目の歯は、むし歯で崩れていて、左上の頬っぺた側の歯ぐきが腫れていました。虫歯が神経に達したまま時間が経ち、神経が死んでしまい、腐った神経が膿んで、膿が頬側の歯ぐきに出てきて、そこが化膿していました。原因の虫歯を除去し、歯の中を消毒し、根の治療をすることになりました。生きている神経は、できるだけ残すといろいろな役割を果たします。しかし、死んでしまった神経は、神経の役割が何も機能せず、腐って膿を作り出すだけなので、腐ってしまった神経は黒く汚れており、取り除き、歯の中をきれいな状態にし、細菌感染を除去する必要があります。根の中が汚れていると、膿は止まりません。

根の治療をして、土台をいれて歯を補強し、かぶせれば、歯を保存することができます。

根の治療についてはこちら→>>

東京都杉並区荻窪まうな歯科医院/妹に紹介されて来院

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