TOP

電話

荻窪患者さん日記:虫歯で前歯が折れてぐらぐらする

荻窪駅南口にある歯医者まうな歯科医院の患者さん日記:41歳 女性  ひどい虫歯で、前歯が折れてしまい、ぐらぐらして今にも前歯が取れそうとの事で、ひどい虫歯治療を行っているまうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみますと、全ての歯がひどい虫歯で、右上の真ん中の前歯が、折れて、かろうじてつながって、ぶらぶらと揺れていました。折れている歯のつながっている部分は、虫歯の歯でやわらかく、今にもとれそうでした。奥歯は虫歯で小さくなり、残せない歯も複数見られました。残せる歯の方が少ないかもしれません。

レントゲン撮影をしてみますと、下の前歯とその隣くらいまでは、根の治療をすれば、歯が残せる可能性がありました。上の歯は、かなり崩壊していましたが、上の前歯は、残せる可能性がありました。虫歯をとってみますと、神経が生きていました。神経が生きているのは、いいことです。根の先に膿がたまっていない分、治療は早く済みます。神経が死んで、腐って、根の先に膿がたまると、膿がなくなるまで治療が続き、歯を残すことが困難になることもあります。

なぜこのような状態になってしまったのでしょう?5歳の時に、麻酔が痛かったため、歯医者恐怖症になってしまったそうです。さらに、砂糖入りの炭酸水をすごい飲むとの事で、歯がとけていき、虫歯が急激に進み、最近5,6年で、ひどい虫歯になり、どんどん歯が無くなっていったとのことでした。

折れているぶらぶらしている部分を手で持つととれ、虫歯を取ってから、白い詰め物で、仮に少し詰めました。初日は、こわいので、麻酔はせず、痛みなない治療だけにして、歯のクリーニングをしました。次の日にも来て、こわいのを忘れるよう、また来れなくならないよう練習に来てもらうことにしました。今まで、痛くなると歯医者にしかたなく行き、痛みがなくなるとすぐ行かなくなってしまったとの事でした。通えるようになることがまずの目標です。

歯科恐怖症からの歯科治療に慣れ、前歯をきれいにして、それからできれば奥歯も治療していく計画を立てました。

少しづつでも、来院のたびに、キレイにしていきます。砂糖入りの炭酸飲料を毎日飲む食生活やブラッシングの知識を増やし、総合的な全顎的歯科治療を行います。

来院するたびに、練習して、できることを進めて、だんだんと慣れて行きました。新しい治療はこわいんだけど、ここなら大丈夫という気がしてきて、歯科医院への来院自体は苦痛ではなくなっていきました。だんだんできることが増えて行きました。前歯を入れるために、頑張って通ってくれました。1回では治らないので、継続して通い、治療完了するためにも無理なく進めていくことがとても重要です。

できるだけ歯を削らない治療はこちらから。

東京都杉並区荻窪5-28-4BOSCO荻窪1Fまうな歯科医院/ひどい虫歯で歯医者に行けなかった

荻窪 まうな歯科医院|荻窪駅徒歩1分

日付:   カテゴリ:まうな歯科医院 患者さん日記 and tagged ,

 

メール相談・予約