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患者さん日記:歯と歯の間が腫れた

3日前から左上の歯と歯の間の歯ぐきが腫れたと、奥様の紹介でまうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみますと、左上の奥から2番目の歯と3番目の歯の間の歯ぐきが腫れ、膿がたまっていました。

レントゲン検査と歯ぐきの診査を行ったところ、左上の奥から2番目の歯のあたりは、中等度の歯周病で、歯周ポケットが深くなって歯の周りの骨がとけ、膿がたまっていました。

歯周病の原因は、プラークの中に数億匹いると言われている歯周病菌で、細菌が歯周ポケットから侵入し、毒素を出し、歯の周りの骨を少しづつ溶かしていきます。Silent Disease(忍び寄る)病気と言われ、知らない間に進み、自覚症状のないことがほとんどです。

プラークが付着する原因になる歯石を除去し、ブラッシングで、歯と歯茎の溝が深くならないように、炎症を取り除くことが大切です。

左上の奥歯は中等度歯周病になっていますので、まずは歯ぐきの上の歯石をとり、歯ブラシが左上によくあたるように改善し、菌叢(菌の種類)を悪玉菌からよい菌に変化させ、炎症がおさまったら、今度は、歯茎の中にある黒い歯石をお取りしていきます。歯周ポケットが浅くなり炎症がおさまると膿が止まります。

 できるだけ歯を残す治療 歯周病編はこちら>>

荻窪 まうな歯科医院|荻窪駅徒歩1分

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