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定期的なメインテナンスを受けていますか?

以前は、何か歯にトラブルがあると、歯科医院に行っていたが、今は、気になることがなくても、予防するために、歯科医院に通う人が増えてきている。しかしながら、まだ歯の定期健診に通っていない人が少なからずいるため、定期的な検診・メインテナンスの重要性についておさいしておこうと思う。

スウェーデンでは、80歳で20本の歯が残っているという 「8020運動」を達成している。予防大国、国民の9割が、自費での3か月に1回のメインテナンスを受診しているという。

日本人は治療をうけて、それが再発し、歯を失う悪循環を繰り返してきた。10年前の岡山大学のデータでは、詰め物は平均10年もたずに、脱落したり、再治療になっている。

日本人は80歳で2本の歯が残っているのは4割くらいに限られる。以前は80歳で4本しかのこっていなかったのに比べると、かなり改善してきている。

今は、新しい歯科材料や、接着技術の進歩で、詰め物の寿命は改善されているかもしれないが、一度治療すれば大丈夫とは言えないということには変わりない。

日本人は80歳で20本の歯が残っている人は4割くらいである。20年前は、80歳で4本しか残っていなかったのに比べると2011年では14本とかなり改善してきている。今の80歳は、歯の数が増えたせいか、若々しくみえる。

スウェーデンは、予防重視の姿勢が徹底されている点が、残存する歯の数の差につながっていると思われる。定期的なメインテナンスは、自分の歯を残すために必須である。

まうな歯科医院

荻窪 まうな歯科医院|荻窪駅徒歩1分

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